2月28日外国人技能実習制度に代わる新制度「育成就労」の概要が明らかとなった。
季節ごとの仕事量のばらつきが大きい農業や漁業を念頭に、技能実習では認められていない「派遣形態」での就労を認めた。
技能実習では、農繫期の異なる複数の農家で外国人を受け入れる手法として「農作業請負方式」があり、JAで外国人を受入れ、農家から受託した作業に従事してもらう形だった。
指揮命令権はJAにしかなく、農家が指示を出せないことが課題であったが、今回、派遣が認められれば派遣先の農家が指示できるメリットがある。
今後、農家や産地は「育成就労」により柔軟な働き方ができることを望んでいる。